Amazon Echo日本発売!ところで、スマートスピーカーって何?
いまさら聞けない?スマートスピーカーにできること
ども、家電大好きイエッタ編集ののあです。
去る11月8日、Amazonはクラウドベースの音声サービス『Amazon Alexa』の日本語対応と、Alexa対応のデバイス『Amazon Echo』『Echo Plus』『Echo Dot』の日本国内での展開を発表しました。
「Alexaをともに作り上げ、進化を支えてくださるお客様を対象とした招待制」での販売とのことで、Echoを誰もが購入できるようになるのはまだ先になりそうですが、Googleからは一足早く先月『Google Home』と『Google Home Mini』が日本国内販売をスタートしています。
さらにソニーやパナソニック、オンキョーなどの家電や音響メーカーからも、Amazon AlexaやGoogle Homeに対応したスピーカーが続々登場。
Appleも日本導入は未定ですが、12月に『HomePod』をオーストラリア、英国、米国から販売を開始します。
…とまあ、今年はこの『スマートスピーカー』や『AIスピーカー』と呼ばれる製品が一斉にスタートした年として記憶されることになると思うんですけども。
結局、スマートスピーカーって何なん? ってことで、かんたんに調べてみました。
話しかけたら応えてくれるって、何を応えてくれるの?
iPhoneを使っている方なら「Hey!Siri!」、Androidスマホを使っているなら「OK! Google!」と話しかけたことが1度はあるでしょう。
「OK Google! 今日の天気は?」「Hey!Siri! 音楽かけてー」と話しかければ、言うことを聞いてくれますよね。
個人的な感想ですが、特に運転中はこの機能が便利で、カーオーディオに接続したiPhoneによく話しかけて選曲したり天気予報を調べたりしてます。
今回発売になったAmazon Echoのプレスリリースでは、「Alexaに話しかけるだけで、質問への回答や音楽の再生、ニュースの読み上げ、タイマーやアラームのセット、カレンダーのチェック、スポーツの試合結果の確認、さらには、部屋の照明のコントロールなど、日常のさまざまな場面で役に立ちます。Echoは、遠隔音声認識技術により、部屋中の様々な場所からでも、話しかけるだけで、これらのすべてを行うことができます。」とあります。
『部屋の照明のコントロールなど』、ここが重要なポイント。
部屋の家電や照明をスマートスピーカー対応の機器に変えていけば、それらを声でコントロールできるようになるんです。
スマートスピーカーにプラス、これがあれば毎日が変わる…?
いくら一番小型で安価な「Echo Dot」を買ったとしても、スマートスピーカー対応の機器を揃えていくのはけっこうな出費です。
そこで、スマートスピーカーに対応した「家電コントローラ」がおすすめ。
12月1日発売予定のスマート家電コントローラ「RS-WFIREX3」(税込¥7,560)は、赤外線リモコンで動く家電を、Wi-Fi経由でスマートフォンアプリやスマートスピーカーで操作する製品。
本体に搭載の温度・湿度・照度センサーで状況を確認でき、スマートフォンから外出先からエアコンや照明を操作したり、ソファでくつろぎながらスマートスピーカーに話しかけてコントロールできるもの。
赤外線リモコンで動く家電なら、今まで使っていたものをそのまま使用できるので、手軽にスマートスピーカーの便利さを実感できます。
(この製品について詳しくは http://www.ratocsystems.com/products/subpage/wfirex3.html こちらをご確認ください)
対応機器の普及で可能性広がる、スマートスピーカーのある生活
いちばん「手っ取り早い」のが先ほどの赤外線リモコン式のコントローラですが、これからどんどん対応機器が増えてくるでしょう。
既にロボット掃除機「ルンバ」のWifi対応モデルがAmazon EchoとGoogle Homeに対応。
また、ドアのサムターンに設置することでスマートフォンで鍵の解施錠ができるデバイス「Qrio Smart Lock」も、Amazon Echo対応を発表しました。
「ルンバを使って掃除して」「鍵かけて」とスピーカーに話しかけるだけで、他の家事をしていてもルンバが動き出して、玄関のカギがかかり、照明もテレビもエアコンも動かせるわけです。
これからどんな対応機器が出てくるのか、どんな発展を見せるのか。
まずはお試し気分でAmazon Echo DotやGoogle Home Miniといった安価なモデルからはじめてみてもいいかもしれません。