【閉店】『鉄道喫茶・居酒屋 ぽぷら』南郷13丁目、「鉄分」騒ぐ喫茶・居酒屋
カラダの中の「鉄分」が騒ぐ、鉄道とバスがテーマの居酒屋
どうも!ietta編集ののあです。
僕、いわゆるアラフォーなんですが、まあ男ってのはいくつになっても「男の子」なわけで。
クルマだバイクだガンプラだなんだと、欲しい物は尽きないわけですよ。
そこの奥さん。旦那さんだってね、いろいろ心の奥底ではいろいろやりたいことがあるはずなんですよ。だって、「男の子」だもん。
とはいえね、実際にはなかなか手が出せないでいるわけです。
お金の問題だったり、住まいの問題だったりね。
『鉄道模型』も、たとえお金があってもなかなか手を出せない趣味の一つ。
突き詰めていったら、部屋一つ占領しちゃうんですよねー。
賃貸に住んでるとなかなか難しいこの趣味。自宅で出来ないなら、このお店の近所に住んじゃえばいいんです。
南郷13丁目駅1番出口から徒歩で1〜2分にある『鉄道喫茶・居酒屋 ぽぷら』は、店内にどどーんと鉄道模型があるお店。
昼間は喫茶、夜は居酒屋の飲食店なんです。
ストーンヒル13というビルを地下に降りて行くと…
『鉄道喫茶・居酒屋 ぽぷら』さんはあります。
早速、店主の菅原さんに案内された席は…
どどーんと鉄道模型のレイアウトが!
オープンしたのは昨年10月と、まだまだ新しいお店ですが、お昼はお子さん連れ、夜の居酒屋タイムは30〜40代の鉄道ファンで賑わっています。
およそ900mm✕5,000mmの面積で作られた鉄道模型ジオラマは、昭和52年ころの新札幌を再現。20分500円、1時間1,000円で楽しむことができ、車両は持込OK。持っていなくても無料で借りることもできます。
店主の菅原さんも、子供のころから鉄分高めの鉄道模型好き。昔からこんなお店をやってみたい気持ちはあったそうで、東京で鉄道模型のある飲食店やホテルが話題になった時はちょっと悔しかったんだとか。
「30代になって、どうしても挑戦してみたくなった」と一念発起して、『ぽぷら』をオープンさせたとのこと。
鉄道模型があるお店は全国的には増えつつありますが、「コレをテーマにしたお店はまだ珍しいと思いますよ」と案内されたのは、なんと道内の路線バスで実際に使われていた貴重な品に囲まれたテーブル席。
展示されているものは全て、菅原さんとお友達が昔から趣味で集めていたという貴重なものばかり。
札幌市営バス、JR北海道バスの運賃表などは稼動状態で実際に動かすことも可能。2002年ごろの、バス車内でのアナウンス「磁気テープ」を実際に操作して聞くこともできます。
でも、これだけだと単なるコレクションホールになってしまいますが、『ぽぷら』さんは居酒屋としてのポテンシャルもかなり高め。
日本酒・焼酎は全て道内の酒蔵で作られた道内産のみ。ビールも道内産でと、小樽の地ビールでというこだわりっぷり。
写真の脂ののった真ほっけ(1,050円)や枝豆(350円)といったフードも、可能な限り道産食材を取り揃えています。
菅原さんは、お住まいは別の所だそうですが、「南郷13丁目駅付近は、駅前に東光ストアがあって、コンビニも多くて便利。飲食店も多いのでお酒好きな方には楽しい街じゃないでしょうか」とのこと。
「ジオラマも今は昭和52年の新札幌を再現していますが、徐々に『現代』に近づけて、まずは昭和57年ごろにしたり、変化をつけていきたいですね。まずは手ぶらで遊びにきてほしいです」と菅原さん。
自宅でやるにはハードルが高い「鉄道模型」という趣味も、このお店のそばに住んだら、充分に満喫することができますよ…?
鉄道喫茶・居酒屋 ぽぷら
- 所在地
- 札幌市白石区本郷通13丁目南1-3 ストーンヒル本郷B1F
- 電話番号
- 050-1444-0554
- WEBサイト
- http://takuhoku.wix.com/poplar
- Facebookページ
- 営業時間
- 喫茶:水〜日 13:30〜17:30
- 居酒屋:水〜土 19:00〜23:00