HOW TO

二人暮らし・二人で学ぶお金のハナシ

育ってきた環境が違うから…同棲生活で大切にしたいお金のハナシ

3月4月は引っ越しのピークシーズンです。
入学・就職・異動などでお住まいを引っ越すという人はこの時期とても多くなります。

新生活のお部屋探しでは、この春から2人暮らしを始めるという方も多くいらっしゃいます。
2人となるとお互いの考え方が少しずつ違いますので、お部屋探しも一人暮らしに比べてより慎重に探すことになります。お互いの要望を満たすお部屋に出会うためにはやはり情報が大切です。

iettaの運営会社である三光不動産でも、この時期は多くのお部屋探しをお手伝いさせて頂いています。
まだまだ良いお部屋の情報もありますので、春のうちに引っ越しを考えているという方は、今からでもiettaで良いお部屋を見つけてください。お店に足を運んで頂ければ物件を直接ご案内しますのでぜひお気軽にご相談ください。

お部屋探しだけでなく、これまで別々の環境で育った2人が一緒に暮らすわけですから、いろいろと確認しておくべきことがあります。なかでも大事なのがお金のハナシです。
仲の良い2人の間でも、お金のハナシとなるとなかなか気軽には話せないかもしれませんが、後々になるともっと話しにくくなりますので、早いうちにきちんと話し合うことをおすすめします。

料理の味付けもお金の話も、早いうちにお互いの考えを伝えておきましょう

お金のルール

早い段階でお金のハナシをしておくべきとはいっても、どこまで話せばよいのか悩むところです。あまりオブラートに包みすぎては話し合いの意味がありませんし、逆にあまり細かくハナシをすると、それが原因でギクシャクしてしまいかねません。

そこでぜひトライして頂きたいのが「お金の基本ルール」を決めることです。
「お金の基本ルール」は、細かなお金の使い道というよりは、お金に対するお互いの考え方を確認しあうのが目的です。

ここで話をしておきたいのは「毎月の生活にいくらかかるのかを把握する」、「職場からの収入がいくらあって、今後のキャリアプランをどう考えているのか」、「趣味に使うお金はどのくらいまでなのか」、「家や車にかけるお金」、「通院費や保険など健康に関わるお金」、「将来の子供にどんなお金がかかるのか」の話です。

「毎月の生活費」は細かな部分はともかく、全体でいくらかかるのかは把握しておく必要があります。もし、収入よりも支出の方が上回っているのなら大至急で生活費の見直しが必要です。

「職場からの収入とキャリアプラン」は、今と将来の2つの事柄です。今の収入は給与明細を見ればすぐにわかります。全体の支出を把握するのも大切ですが、同じように収入を把握しておくことも大事です。ここではもう一つ、キャリアプランも話しておきましょう。この先も同じ会社で勤め続ける予定なのか、転職を考えているのか、さらには勤め続けるとして昇給などはあるのか、などを話しておきましょう。

「趣味に使うお金」や「家・車に使うお金」は貯蓄に密接に関連してきます。貰ったお金を全て使ってしまっては、今はいいかもしれませんが後から苦労することになります。
「健康に関わるお金」については、元気なうちにはついつい後回しにしてしまいますが、こういった話は元気なときにこそしておくべきです。保険についてはこれまでにも当マネーコラムで書いたことがありますが、必要な保険を把握して見直しをすると、月々数千円単位で負担が少なくなることもあります。

「子供にかかるお金」は将来に向けての話ですね。教育費用はマイホーム費用・老後費用とならんで人生における大きな費用の一つです。あらかじめある程度貯蓄しておくことをおすすめしますが、そのためにもポイントなる部分、例えば保育園や幼稚園に通わせるのか、習い事などはさせるのか、などを話しておくと良いですね。子供はまだまだ先の話、という方も、大まかな考え方だけは話をしておくと良いですよ。

マイホーム・車・キャリアプラン・教育費用など、将来の資金計画に関わることを話しておきましょう。

まずは書き出してみましょう

どんなことを話し合うか考えたら、いきなり話し合いをするのではなく、まず自分自身の考えをまとめるためにメモにまとめてみましょう。書くということはまとめ作業にもなりますので、今まで気づいていなかったことに気づけたりして、よりしっかりとした考えになります。
また、実際に話し合うときには、内容を正確に伝えているかのチェックをメモにつけていくと、伝え忘れもなくなります。

なお、この話し合いの前にまとめを作る方法ですが、仕事の場面などでも基本的なテクニックとして覚えておくことをおすすめします。人間の脳の働きは非常に優秀ですが、いろんなことを考えているとついつい忘れてしまうこともありますからね。

話し合いはあくまで大きな方向性を定める程度の内容で十分です。ただ、お互いに話せる状況にあるなら、少し細かな話ができるとなお良いです。

お金に関することはとても大事です。
仲の良い2人の幸せな暮らしが、お金のせいで困ったことにならないように、日頃から意見交換のできる環境を作るようにしましょう。

次回は「子供ができたら知りたい、育児と住まいとお金のハナシ」をお届けします。

文章:1級ファイナンシャル・プランニング技能士 柿谷隆之
※執筆当時の法令・税制等に基づいて書かれています。

この記事を書いた人
柿谷 隆之 課長

三光不動産が誇る1級ファイナンシャル・プランニング技能士。たまにiettaに寄稿してくれる嬉しい人。

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